君と築く明日


「早く出てきなよ?いるんでしょ?そこに」


黒いフードをかぶり短パンをはいた少女は言う


「あら、よくわかったわね。まぁ、解ったところで何も変わらないのだけど。結論は貴方が死ぬそれで決まりなんだもの」


スタイルが良く髪は金色の女が叫ぶ


「君に僕を殺すのは無理だ」


「何ですって?負け犬の遠吠えかしら」


「そう思いたいなら思ってくれて結構だよ。おばさん」


「おおおばさんですってーー!?」


そう言うかと思えば女は少女に切りかかる

「だからいったじゃん?」

それを少女は軽やかによけ、余裕の微笑みで言う


「僕を殺せるのは僕だけだよ」


< 2 / 17 >

この作品をシェア

pagetop