恋愛☆あなたへ
私が高二にあがる頃、貯金は百万円を切っていた。
貯金に反比例して、母の心は壊れ…
毎晩毎晩、暴力を受ける日々。
それもかれこれ一年以上続いていた。
拳で殴られるのはもちろん、木刀・ムチ・包丁いろいろな武器が出てきた。
お金がなくなるにつれ、日々、いつ殺されるのではないのかという恐怖が生まれてきた。
妹がどす黒いアザを作るのを無表情で見ていた私。
何も出来ない。
人形のような心。
日々、限界を感じていた。
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