あなたとなら





「か…パパ…?」



あたしは和哉と言おうとした
口を止めた。



「ハァ…ハァ…//」



そこには、
真っ赤な顔をして、荒い息を
している和哉がいた。




「だ、大丈夫?」



あたしは瞬時に駆け寄った。




「…っ
来ないほうが…いい…。」



和哉のおでこに手を触れた。


あつ…

すごい熱あるじゃん…



どうしよ…

ママいないし…




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