あなたとなら
仕方なく、いつも看病して
もらってる時のことを
思いだしながら、和哉のことを
看病することにした。
ベットに横になりながら
苦しんでる和哉。
そんな和哉のおでこに
冷えピタを貼った。
「冷た…」
一瞬、顔をしかめたが、
気持ち良さそうに顔を緩めた。
「気持ち?」
「ん…」
「じゃあ、薬のも?」
そう言って、薬を手渡した。
ゴクッ…
少し体を起して、薬を飲む
和哉。
こんなちょっとした姿にも
ドキドキする…
こんなんじゃ、嫌いになれない
じゃん