あなたとなら




ピピピピ…



「ん…」



和哉の目覚ましの音で
起きた。


隣を見ても、和哉はいない。


かすかなぬくもりだけが
残っていた。




「お、起きた?」



しばらくぼーっとしてると
和哉が部屋に入ってきた。



「風邪治ったの?」


「うん。
一日寝たら治った。」



大好きな笑顔でほほ笑んで
きた。




ドキッ



またドキドキしてきた。




「よ、よかったね。」


「ありがとな。」





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