あなたとなら




気付けば、きのうのことを
思いだしていた。



涙が勝手にあふれてきて


止まらなかった。




なんで…

和哉とママの子供に
産まれてきたんだろ…


産まれてこなかったら、


こんなに苦しい思いしな
かったのに…っ




正気を失ってたあたしの
手首からは

気付けば血があふれ出ていた




「あ…」


またやっちゃった…
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