ボクらのツバサ
裏の倉庫へと行けば結構人が並んでいて待つことになった。
自分の順番がきて、荷物を受け取った俺は、木材も4・5本、とりあえず抱えて教室へ戻る事にした。
(………重っ………)
木材は結構重たくて、休み休み教室に戻る事にした。
(教室が1階で良かった…)
俺が、木材を取りに行ってから20分が経っていた―
教室へたどり着くなり、クラスの女どもが「遅ーい!」とか「笹野君が遅いから作業進まなかったじゃん」など、多々文句を言われた。
けど、そんな事は気にせず、さっさと自分の持ち場へ戻り作業を続けた。