ボクらのツバサ
7話
三岬祭(2) ―嫉妬―
浅月の交代の時間まで2組の教室で待っていた俺達。
その間―
しつこい位に自分が一緒に行けないことを嘆いて、まとわりついてくる西崎…
(…うぜぇー)
そう思いながらも、いちいち相手するのが面倒くさくなり無視をしていたら、さっきまで中庭でバスケの模擬店をやっていた高谷が戻ってきた。
そして浅月と交代し、西崎を無理やり奥へと連行して行った。
西崎を連行している最中、高谷が「終わったら後で合流しよ!メールするから」と言ったので、俺達は二つ返事で「オッケー」と言って3人で教室を後にした。