ボクらのツバサ


浅月と一緒にいた女子が聞くと浅月は慌てて顔を赤くする。


「ちょっ、梨沙、声でかい!」


「大丈夫だって!本人いないしー」


「そー言う問題じゃないの」


なんて話をしていた…



俺は、頭の中が真っ白になった…



(…久瀬って……。 浅月、陵が好きなのか………)



よりによって、なんで陵なんだよ……



(…マジで最悪…)



しばらく考えていたが、考えていても答えが出るわけでもなく…



(諦めよーか…)



その言葉が、俺の頭の中で何回も過った…



その2日後―


俺は、同じクラスの女子に告らた。


そして、早く浅月の事を忘れたかった俺は、付き合う事にしたのだった……


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