..+**Aliceガーデン**+..
「転校初日から、遅れてくるなんてなんてやつだ」
先生はおこっている。
(ねぇ、どうしよ~?!)
(もお、こうなったらどうしようもないんじゃない?)
「レイス・フレイス! 今日から、よろしく☆」
かっこよく、自己紹介を済ます。
女子はレイスに釘付けだ。
「フレイス、アリス・リ・レーラルの隣に」
「はーい」
嘘?!
なんで?!
横をみると、誰も座ってない机……。
「アリス・リ・レーラル! しっかり、面倒みてやるんだぞ」
「……む、無理です!!!!」
私はついそんな事を口走る。
「アリス?!」
アレンのそんな焦る声が聞こえる。
そして、アレンは授業中なのにもかかわらず、私のもとへやってきた。
「何言ってるの?!」
「ごめん……ついつい……」
「アリスはこういう事が苦手なんだな?」
いきなり、レイスが入ってきた。
あなたのせいなんですけど!!
まぁ、そんな事口に出すわけにはいかなかったからなんとか抑えた。
先生はおこってるご様子。
私にどうしろっていうの?!