..+**Aliceガーデン**+..
許されない事
私は仕方なく、家に帰ることにした。
これ以上……
アレンに迷惑、かけられない……
_____ズキンっ! ズキンっ! …………
心が痛い……
なんでだろう……?
目の前を歩くアレンをそっと見る。
アレンの背中は、とてもさびしそうだった。
「だ…め……」
「なに?」
私はなにをいっているのだろ?
アレンは歩みを止め、振り返り言い放つ。
「ダメ……!!」
私はそう言って、アレンを抱きしめた。
「アリス……?」
「嫌だ、嫌だ! アレンが傷つくところなんて見たくない……。私、いい子にする、アレンに迷惑かけないようにする……だから、そんな悲しそうな顔はやめて?」
私は泣きながら、言った。
抑えきれなかった……
これ以上、見ていられなかった……
私が悪いと分かっていても……
言わずには、いられなかった……。
「アレン、私は……アレンの事が好きなの!!」
だから、もう……
隠さない!!!!