..+**Aliceガーデン**+..
*第四話*
Aliceガーデン開園
それから少したち、やっとAliceガーデンの主の座が返ってきた。
そして、今日は初のAliceガーデン。
開園記念日になる。
「アリス? 入るよ~?」
アレンだ。
「いいよ~」
私はそれだけ言って、準備をする。
と言っても、準備するものなどなにもない。
ただ、私の気持ちを準備するだけ……。
「アリス、おはよう」
「おはよう、アレン」
アレンは部屋に入り、私のそばにより言う。
「アリス、今日はついにAliceガーデン開園だね。おめでとう」
「ありがとう、アレン♪」
私達はあの日以来、グッと近づいた気がした。
お互いの気持ちを知って……。
「そういえば、一番に相談にのってくれるんだったよね?」
「うん♪ でも、今日は無理かなー? オープンセレモニーみたいなのをする見たいだから!」
「へぇ~。そういえば、その制服かわいいね」
「えっ? そうかな/// ありがとう♪」
制服は緑色で、ワンピース。
フワフワしてて、リボンがたくさん使ってある。
「アリス様、そろそろお時間です」
召使から、声がかかる。
「はーい!」
「いってらっしゃい、アリス」
そう、アレンは言った。
だけど、
「ダメ、一緒にいくの!」
私はアレンの手を引いて歩き出した。