..+**Aliceガーデン**+..
「君は悪くないよ? 僕が勝手に君を憎んでいただけなんだから」
「それでも、悪いのは……私だわ……」
アレンはなにも言わない。
嫌だ……
何か言ってくれなきゃ……
私は……どうすればいいの??
「あ、あの、それで……悩みって?」
私は何か聞かなくてはと思い、アレンに尋ねた。
「いきなりだね。まぁ、いいけど」
クスリと笑う。
「僕の悩みは自由にいきられない事……かな?」
「自由に生きられない事?」
どいういう、意味なんだろ?
「僕はお父様に嫌われてるんだ。まぁ、当たり前と言えば当たり前だけど。それで、君といる事をお父様はあまり良くは思っていないみたいなんだ」
「なんで?」
「君に変な事を叩き込んだりしないか、心配なんじゃないかな?」
変な事?
それは、どういう事なんだろ?
「意味的には……僕が今話している事を話さないか?とか、そいう感じかな」
「そう、なんだ……じゃあ、もう話しちゃったね」
「そうだね」
笑う。
いつものアレンとは違う笑い。
今日はどうしたのかな?
いつものアレンにもどってほしいな……。
そんな事を思いながら、もう一つアレンに聞いて見た。
「自由に生きられないのってどうゆう感じなの?」
私はなぜかそう答えていた。