..+**Aliceガーデン**+..
「そこまで、しなくていいんだよ……悪いのは僕だ…………」
アレンが、涙を浮かべながらも、笑い言った。
「アレン……そんなこと言わないで……言わないでよぉ……」
私の目から涙がこぼれ落ちる。
そして、そっとアレンの頬に触れる。
「私はどんな、アレンも……好きだよ?」
「アリス……」
私の何かが、疼くんだ。
何か……アレンのこの重荷を払える方法があると……。
でも、まだはっきりとわからない……。
アレン、待っててね……
もう少しだから……。
私は心の中でそう言う。
結局、お母様は諦めてくれたようだ。
気づいた時にはいなくなっていた。
いつか、絶対に……
アレンを自由にして見せる……!!