結婚式


「ごめんなさいっ……。あの、アスラン様の方を見てきます」

ごまかすようにジュリアは控室から逃げ出した。
その背中を姫は見つめる。

「……そう、なのね」

ぼそりと呟いた。









もう、結婚式は始まる。





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