お嬢様とオオカミさん
まさかの再会!?
次の日―――――――

「隣の麗梅高校から特別転入してきた咲都川美瑠さんだ。この学校で1人しかいない女子だ。お前ら、大切に扱えよ・・・じゃなくて、仲良くしてやれよ。」

先生、説明が微妙です。

「はぁーい!」

クラスの男子―――というか全員が返事をした。

まぁ、返事をしてない人もいるけど。

「じゃあ美瑠さん、あそこの窓際の席座って。」

「は、はい・・・。」

私は席へ向かった。

すると、通り道に手を出してくる人がいた。

「ねぇ、美瑠ちゃん、昨日僕と話したの覚えてる~?」

たしか、この人はあたしの手を握ってきた人。

「い、いや~、お、覚えてない・・・です・・・。」

気持ち悪い~汗


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