お嬢様とオオカミさん
あたしはそのまま通り過ぎた。

そういえば、昨日の声がまだ頭に残っている。

『好きにさせてやる。』

あの言葉には戸惑いつつも、ドキッとした。

きっと、心の隅では瑛都のことが気になっている自分がいるのかもしれない・・・。

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