ジキルとハイドの狭間で
恋愛期
私が生まれて初めて一目惚れをしたのは
高校の同級生のタカヤくん。
同じ部活だったし声も見た目も完璧だった。
でも 部活友達と話していて タカヤくんは 同じ部活の違う子をスキだって 知ってしまった。
大分ショックだったから少し荒れたょぉにみんなと騒いだ。
その次の日、

「タカヤだけど友達からメアド聞いちゃった。昨日はどーも。笑」

え?
タカヤくんからメール??
…もぅ大パニック。
しかも、どーも。ってコトは私の気持ちバレタ??

でもそんな軽いメールをするヒトには思えなかったから
必死で落ち着かせて
思い当たるコにきいて
同じ部活の関口くんだと判明。

「なかなかメール返ってこなぃからタカヤだとホンキにしたらどぉしよぉかと思ったょ(笑)」

最低。

でも ひとまずメールは返した。
「びっくりしたょー」
シカトして 部活で感じ悪くなったらやだし。


そこから なんとなく メールを毎日するよぉになった。

私はメールをしている姿を家族に見られるのが嫌で
帰宅したらご飯とお風呂以外は自分の部屋に籠もるよぉになった。

このころから
家族とはほとんど会話がなくなった。

< 7 / 11 >

この作品をシェア

pagetop