二重人格王子VS二重人格姫
「お、お前ぇ…。ベッドから飛び起きるなバカ!」
「う゛…。ごめん優斗…」
いたたた。
頭がガンガンする~。
「つか、そんなこといいから!!はやく支度しろ!」
優斗がビシッとあたしに向かって指を指した。
「え?今、何時??」
「もう8時だ。あと10分で家でないと遅刻だな」
え!!!
…やばッ。
中谷美華。
17歳、緑山高校2年生。
そんなあたし、今、最強に時間なさすぎて大ピンチです。
「う゛…。ごめん優斗…」
いたたた。
頭がガンガンする~。
「つか、そんなこといいから!!はやく支度しろ!」
優斗がビシッとあたしに向かって指を指した。
「え?今、何時??」
「もう8時だ。あと10分で家でないと遅刻だな」
え!!!
…やばッ。
中谷美華。
17歳、緑山高校2年生。
そんなあたし、今、最強に時間なさすぎて大ピンチです。