二重人格王子VS二重人格姫
「ん?何?」



首をかしげ、次の言葉を待つ。



「これからは、普通に友達としてよろしく!!」


友達…か。



「うん!!仲よくしよ!」



「ありがと。じゃあ、また!」



「じゃあね」


柏原竜也に手をふって、あたしはベンチに座った。
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