高校生☆だいだい
『竜にいさまっ!*------わたし。』

『ふん。気持ちが固まったようだな。真冬。』

チラリと愛句のほうをみる。

『----あたしはっ』

『姉ちゃんっあたし、いかせてほしいのっ。姉ちゃんは心配しないで。』

『ぢゃ。決まりだな。ゆけっ』

ぱぁあああ…!*

辺りがまばゆい光につつまれてゆく。

さすが、竜にいさまだなぁ。

天使らしく魔法が使えるなんて。

わたしも…いつかは…ああ、なれるのかな?

『真冬っ!さみしくなったらいつでも戻ってこいとは言えないが、おまえのみつけるべきものをみつけてこい。俺はいつでも守って…』

-え…??うんっ

竜にいさまの声が終わる前に、真冬は人間界へついた。


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