極上ブラザーズ!!(仮)


「な……なんですか!?」


怪しい雰囲気になりそうなのを、打破すべく私は極めて大きい声を出した。


「うるさいよ。早く作れってこと」


ん…?作る?


「な、何を?」


尋ねると、翔くんはあからさまにバカにした表情で私を見た。


「分からないの?」

「…わ、分かんない…」



「俺の昼食」

「へ!?」



意味が分からず、思わず聞き返してしまった。


< 109 / 169 >

この作品をシェア

pagetop