極上ブラザーズ!!(仮)






「逃げるなよ……」



颯太君はぐいっと私の肩を持ち、
後ろから手をまわし、耳元で妖しく囁いた。




そして、颯太君は鎖で繋ぐように、

私を彼の中に閉じ込めるように強く強く締め付けた。




「く、る、しい……颯太く……」


息も出来ないほど強く腕を回され、
手が胸へと近づく。



何で、こんなことするの?


ねぇ、なんで?




私、

颯太君に悪いことしたっけ………。



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