極上ブラザーズ!!(仮)
Chapter3.Honne and tatemae
優雅なブランチとは正にこのことだと思う。
「お友達と図書館ですか!」
「そうなんですっ!!」
高瀬さんと一緒に、
パンケーキを食べながら笑顔で答えた。
「だから今日はメイクや髪の毛を巻いてるんですね、可愛いです!」
「い…いやっ
なんか、ここに来て仲良くしてもらえる人が出来て…
すごく嬉しくて!」
結局、朝早くに起きちゃって、することもなかったからメイクや髪の毛のセットまで凝っちゃったんだよね……。えへへ。
「………」
「…?高瀬さん?
どうしたんですか?急に黙っちゃって」
私がそう言うと、高瀬さんは少し迷ったような顔で、口を開いた。