Smile



「真理達演技上手だったでしょ?普段は親友と彼氏のフリしてたの。あんた真理達のこと信じきってるからもう面白くて面白くって…クククッ あんたは真理の親友なんかじゃないし、宏の彼女でもないのー。わかった?ククッ宏は真理のなの。はじめは協力してもらうだけのつもりだったけど今は相思相愛なんだから」


宏と目を合わせて
ねぇ~なんて言ってる




「協力するだけのつもりだったけどお前より真理のがすげ~のクククッ…もうべたぼれ…ククッアハハッ」




何がそんなに
面白いんだろう




「…やっ…めて…」






もうこれ以上聞きたく
なんかなくて私は
放心状態のまま耳を
ふさいだ


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