アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女
私達は制服のまま、ホテルの中へ入った。
コウスケは慣れない手つきで部屋を選び、私を気遣いながら足を進める。
「亜美ちゃん、何か飲む?」
「いらない」
「学校で起きてたこと見てたよ。辛かったね」
部屋に入り、立ったままの私にゆっくりと近づいてきたコウスケは、私を優しく抱きしめた。
あったかい。
「俺と付き合って。俺が亜美ちゃんのこと守るから」
その言葉が終わると、コウスケの顔が私に近づいてきた。
「イヤッ」
私はとっさに顔を背けてしまう。
制服の中に入れられた手がいやらしく背中を触り、ブラジャーのホックをはずされた。
「コウスケ、やめて」
「亜美ちゃんいいだろ?」
コウスケの声が低くなる。
その声に私の体は震えだした。
無理やり胸を触られ、首筋を舐められる。