アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女


「怖くないか?」



「うん」



「そんな顔するな。理性がぶっ飛ぶ」



「いいよ。私、怖くない」



「怖くなったら言えよ。言われても止められる自信ねぇけど」



そう言うと伸也さんは私を抱きかかえ、ベッドへと運んだ。



Tシャツを脱ぐと筋肉質な肌が露出される。



「こんなんで赤くなるな」



そう意地悪く笑うと、再び口を塞がれた。



何度も何度も伸也さんの舌が口の中へと入り、私の舌と絡み合う。



「…んふっ―……」



自然と声が漏れる。



「亜美」



いつにもなく甘い声でそう囁いた後、伸也さんの唇は私の首へと移動した。

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