アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女


優しく優しく私の体をさわってくれる伸也さん。



伸也さんに触られた部分が熱くなる。



ゆっくりと服を脱がされ、何度もキスをされた。



そして、伸也さんの指が私の体内に入った途端、男達の嫌らしい声が聞こえてくる。



私をあざ笑う声に、気持ち悪い息使い。



「やめて……触らないで」



「亜美、俺だ。大丈夫。あいつらはもういない」



「伸也さん」



震える体が伸也さんの温もりに包まれる。



「亜美」と耳元で何度も囁く伸也さん。



「大丈夫」



「無理すんな。怖くなったら、落ち着くまでこうしててやる」



「うん」



それから、何度も何度も怖くなっては抱きしめられた。

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