アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女


いくら遠回りしたっていい。



前を向くのに遅いことはない。



辛いことを感じた分、一歩の勇気さえあれば優しくなれる気がする。



自分の弱さに嫌気が差したぶん、一歩の勇気さえあれば強くなれる気がする。



今、根拠のない自信が私にはある。



伸也さんがいてくれる限り、伸也さんのために、私は前を見続ける。



例え、もう一度後ろに逆戻りしたとしても。


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