アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女



「終わるまで待ってるか?溜まり場行ってるなら誰かに送らせるぞ」






「今日はここにいる」






「そうか。じゃあ大人しくしてろよ」






「うん。肌寒くなってきたね」





「寒いか?」





「大丈夫。もう秋なんだな〜って思っただけ」





「じゃあ、早く2階に上がるぞ。風邪ひかれたら困るしな」






伸也さんに肩を抱かれ2階へと上がった。






「今日は遅くなるから、泊まるけど亜美もそれでいいのか?」





「いいよ」





「眠たくなったら寝てろよ」





「はーい」





伸也さんは髪の毛をセットするとすぐに部屋を出て行った。


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