アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女

その瞬間、照明が戻る。




ん?




なに?





SHOTにいた人たちがピンクのバラの花を一輪ずつ持って並んでいる。





そして、階段にはピンクの照明が当てられる。






「亜美ちゃん!おめでとう〜」





マイクを通して遼ちんの声が聞こえる。





何が起きたのかわからない私は…さっきまでの恐怖はどこかに吹っ飛んでしまい拍子抜け。




ドスッと音を立てて椅子に座り込んだ。



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