アイシテル 街を仕切る男×傷を負った少女

やっぱり。



私が間違うはずはない。



この声を聞き間違えるはずなんてない。




「伸也さん…」



「久しぶりだな」




1時間もかかってしたメイクが涙で崩れそうだ。





「亜美、知り合いなのかい?」




パパに答えたいけど、声が出ないんだよ。




「まぁ、取り合えず座って話しましょう」




ママが咄嗟にフォローしてくれる。



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