ナナというオンナ。
いつものあたしは
ベランダの…なんていうんだろ
こう、柱?
いや、台?
…ん?
とにかく歩幅の小さい
カウンターっていっても
低いよ
の先に窓があるんだけど
そこにヒョイっと飛び乗り
ただ、ひたすら家族が開けてくれるのを
待っている。
あたしはトイレに行きたいのだ。
10分たっても開かないドア。
もっもれるっ…!
…しかたなくあたしは
通常のトイレへ向かう。
だが!しかしっそこは戦場だっ