【原作】妖精なアイツ
「夫婦漫才師…やってますよね?」
女の子が聞く。
そうなんだ。
私達は高校卒業後、二人で漫才をする道を選んだ。
今では結構人気が出ている。
「あはは…
夫婦やって。
まだ結婚してへんのにな?」
私は、
女の子の姿が見えなくなると、
妖精にそう言った。
「じゃあ…
結婚…するかい?」
「え…?」
私は目を見開き、
唖然としていた。
妖精はポケットから
指輪を出した。
「こ…こんなとこで…?」
『ここだから、
いいんだよ』
と妖精は笑った。
ほんまに、
強引で
ナルシストで…
めちゃくちゃな奴やけど…
私の大好きな、
妖精な…アイツ。
【終わり】
女の子が聞く。
そうなんだ。
私達は高校卒業後、二人で漫才をする道を選んだ。
今では結構人気が出ている。
「あはは…
夫婦やって。
まだ結婚してへんのにな?」
私は、
女の子の姿が見えなくなると、
妖精にそう言った。
「じゃあ…
結婚…するかい?」
「え…?」
私は目を見開き、
唖然としていた。
妖精はポケットから
指輪を出した。
「こ…こんなとこで…?」
『ここだから、
いいんだよ』
と妖精は笑った。
ほんまに、
強引で
ナルシストで…
めちゃくちゃな奴やけど…
私の大好きな、
妖精な…アイツ。
【終わり】