【原作】妖精なアイツ
彼は反省の色を見せず、
彼の相手をするのに疲れたゴリは彼に早く席に着くように言った。



やばい…近付いてる。
…関わりたくない!!



私は素でそう思った。



だけど、
私の席の隣は空席。



その席はやけにゴージャスだった。




……………まさか。



「ん?
見ない顔だね?」



やばい!!
目が合った!!!!



私は高速で視線を逸らし、
その拍子に首を捻った。



私が首の痛みに悶えていると、
桃子が彼に話した。



「転校生の桜井美希ちゃんだよ!
ヒカル様も仲良くしてね!」



……様?



てゆうか、仲良くしたくない…



私は失礼な事を考えていた。
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