【原作】妖精なアイツ
海岸に到着し、
辺りを見回した。
「こっちだ!
こっち!」
ゴリは砂浜の方にいた。
後ろには空手部員が集まっている。
「何なんだい?
ゴリーチャー。
こんな所に呼び出して…
愛の告白かい?」
「そうそう。
ずっとアナタの事が…
って違うわあ!!!!!」
ゴリの大声に、
耳鳴りがした。
「そんな大声出さなくても、
ジョークだよ、ゴリーチャー」
この時、
ゴリのオデコに血管が浮き出ていた。
「ま…まあいい。
それより、いまから試合するんだが…
岩松!お前にも出てもらう!」
「はあ?」
私の頭上にはハテナマークが浮かんでいた。
「トーナメントやるんだけど人数が一人足りなくてな。
お前しかいないと思って!」
「でも、シードとか作ればいいんじゃ…」
私が発言すると、
ゴリが鼻で笑った。
「ま、
岩松と当たったヤツがシードって事だろうな。
いい準備運動になるだろうし」
…なんだそれ。
「面白そうだね。
やってあげるよ」
「えっ!」
妖精は笑っている。
コイツは一体何を考えているのだろうか…。
その台詞を聞いてゴリは笑みを浮かべた。
辺りを見回した。
「こっちだ!
こっち!」
ゴリは砂浜の方にいた。
後ろには空手部員が集まっている。
「何なんだい?
ゴリーチャー。
こんな所に呼び出して…
愛の告白かい?」
「そうそう。
ずっとアナタの事が…
って違うわあ!!!!!」
ゴリの大声に、
耳鳴りがした。
「そんな大声出さなくても、
ジョークだよ、ゴリーチャー」
この時、
ゴリのオデコに血管が浮き出ていた。
「ま…まあいい。
それより、いまから試合するんだが…
岩松!お前にも出てもらう!」
「はあ?」
私の頭上にはハテナマークが浮かんでいた。
「トーナメントやるんだけど人数が一人足りなくてな。
お前しかいないと思って!」
「でも、シードとか作ればいいんじゃ…」
私が発言すると、
ゴリが鼻で笑った。
「ま、
岩松と当たったヤツがシードって事だろうな。
いい準備運動になるだろうし」
…なんだそれ。
「面白そうだね。
やってあげるよ」
「えっ!」
妖精は笑っている。
コイツは一体何を考えているのだろうか…。
その台詞を聞いてゴリは笑みを浮かべた。