【原作】妖精なアイツ
それから一ヶ月程経った頃だった。


僕はいつもの様に白馬で登校。
その日は珍しく遅刻した。


ドアを開け、ゴリーチャーがいつもの様に怒ってきた。


それを軽くかわし、派手に飾った席へと向かう。




僕は目を疑った。
桜井先生と雰囲気の似た女の子が僕の隣の席に座っている。



「ん?
見ない顔だね?」



はじめは、
桜井先生と似ているという事で興味が湧いたんだ。



「転入生かい!
どこからきたんだい?」



「はあ、
大阪からです…」




大阪…
桜井先生と同じだ。



名前も桜井だし、
親戚か何かなのかな。




僕は久々に保健室に向かおうと思った。





「ゴリーチャー!
気分が悪いので保健室に行ってきてもいいかい?」



しかも授業中に。
ゴリーチャーにまた怒られてしまったが、無視をして保健室に向かった。

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