恋愛物語 - 短編集 -





それから
高校受験の話しとか、
部活動の話しとか色々してた。


そしたら急に海斗が。



「お前さ、好きな人とかいる?」



『はっ?』



「だーかーら!好きな人とかいる?」



好きな人、あなたなんだけど。笑


『私の好きな人は海斗!』






・・・なーんて。
言えるわけでもなく。




『い・・いないよ?・・なんで?』



「いや、いるかなーって思って。お前も恋しろよ?笑」



してるわい!
てか・・お前“も”?


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