恋愛物語 - 短編集 -






「つか、藍。お前早く行かないと遅刻すんぞ?」



『・・え?』



「だから、遅刻すんぞ?」




そう言って海斗は、
私に時計を見せて来た。



『・・・って、ぎゃぁぁああ!』



見たら時計は見事に
8時。


海斗を起こすのが7時半
だから、30分もいたって事!?



遅刻するぅぅう!



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