私だけの大切な贈り物
愛紅だってそんな風にしたくはないのだが


いやでもそうしなければ周りの女子様の視線が怖いのだ。


拗ねたしゅうに愛紅は仕方なく


「しゅう!おはよう・・・!!」


と少し頬を赤らめながら言った。


しゅうは目をぱちっと開き


「愛紅かわい~!俺の彼女になる??」


とぎゅうっとしてきた。


「あ・・・しゅうあったかいや・・・えへ」


そんなのんきなことしてるうちに


遅刻しそうになってしまってることに愛紅は気付いた。
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