私だけの大切な贈り物
それを察したのかしゅうは


わざとらしく


「今日愛紅抱きしめたときちょ~いい香りしたなぁ」

と言った。


愛紅は一瞬頬を赤らめたが一瞬にして消え去り


青くなってしまった。


い・・・今そんなこと言わないでよぉおおおお!!


真っ赤な顔になりながら目に涙を溜めしゅうに


訴えるような目で見るとしゅうが赤くなった気がした。


あれ、今しゅう顔が赤い・・・。


すると、しゅうはいきなり愛紅を抱っこし連れ出した。


愛紅はなかなか状況が飲み込めないらしく、呆然としていた。


そんな間に体育館裏に降ろしてくれた。


やっと状況が分かったようで愛紅はドキドキした。


「しゅぅ・・・「愛紅。」


「1回しか言わないからよく聞けよ?」


なんのことだろ?

「コクン・・・?」



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