ペアリング



「美月。
話って何?」
息を切らしながら走ってきてしゃべるたけ。


「うん。
あのね。
たけ。


あたしたけと別れたいんだぁ‐。」

もうあたしの目には涙。 潤んできているのがわかる。

そしてたけの目が大きく見開く。

「どうして???」
たけが聞いてきた。


「あたしね。
見ちゃったの。

たけが小夏とバイトの日一緒にいて。


キスしたとこ。。。」








たけは口を開く。
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