俺様嫌いな女王様


「離してくれる?」

「あ?あんま調子乗ってんなよ。ったく、こっちが優しくしてりゃ言いたい放題いいやがって・・・」

「ホントのこと言って何が悪いのかまったくわかんない」

「調子に乗んなっつってんだ。舐めてんのか」



舐める?君を?

そんなの・・・・



「馬鹿?」

「は?」

「興味無いよ。君のことなんかどうでもいい。さっさと保健室にでも戻ったら?山田先生も戻ってきてるんじゃない。あの淫乱保険医なら喜んで相手してくれるよ。・・・ところで、そろそろ腕、離してくれない?」

「無理だな」

「・・・」

「って!!何すんだ!!」

「君が悪い」



さっさと離さないから蹴ってやった。因みに脛。
月城光夜は脛を抑えてしゃがみこんでいる。


「じゃ、もう話しかけてこないでね」



後ろで「待て!!」なんて声が聞こえたけど無視。あんなヤツどうでもいい。


さて・・・・





「次の授業は昼寝かなぁ・・・」







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