俺様嫌いな女王様
再会




月城光夜に関わってから一週間。
あれから彼に声をかけられることはなく、普通に生活してる。
ナンパは相変わらず絶えないけど・・・。

・・・ま、それもいい加減なれた。



「空~!今日撮影観に来ない!?」

「撮影?なんの?」

「RiRuの表紙!ね、どう!?」

「ん~・・・いいよ。どうせ暇だしね。雪がどれくらい成長したかみたいし」

「むぅ~・・・またそういうことを・・・」

「はいはい」



むくれる雪の頭を撫でると嬉しそうに笑う。

この笑顔がRiRuの表紙を飾るほどまでにのぼりつめた決めてだよね。


「じゃあ学校終わったらすぐに出れるように仕度してね!マサくん待っててくれてるから!!」

「ん。了解」









< 11 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop