俺様嫌いな女王様
再会
月城光夜に関わってから一週間。
あれから彼に声をかけられることはなく、普通に生活してる。
ナンパは相変わらず絶えないけど・・・。
・・・ま、それもいい加減なれた。
「空~!今日撮影観に来ない!?」
「撮影?なんの?」
「RiRuの表紙!ね、どう!?」
「ん~・・・いいよ。どうせ暇だしね。雪がどれくらい成長したかみたいし」
「むぅ~・・・またそういうことを・・・」
「はいはい」
むくれる雪の頭を撫でると嬉しそうに笑う。
この笑顔がRiRuの表紙を飾るほどまでにのぼりつめた決めてだよね。
「じゃあ学校終わったらすぐに出れるように仕度してね!マサくん待っててくれてるから!!」
「ん。了解」