俺様嫌いな女王様



月城が「待ってろ」と言うのでロビーで待つ。




「ハァ・・・なんでこんな事になってんだろ」



・・・あ、そう言えば電話してないや。


あの人達、妙に心配性だから一応しとこ。



プルルルッ・・・・


『は~い』

「母さん?」

『空?どうしたの?』

「今日夕飯食べて帰るから。それと、『空!雪との食事じゃないんだろ!?』・・・そこの馬鹿は無視の方向で」

『冷てぇ!!』

「じゃあ後はお願いね」

『はいは~い』


ピッ



まったく、あの人は恥ずかしいったらないね・・・。




< 23 / 114 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop