俺様嫌いな女王様
「誰との電話だったんだ?」
「・・・いたんだ」
「もう少し女らしい反応しろよ・・・。で、誰?男の声漏れてたけど」
あれ?少し不機嫌?・・・ま、いいか。
「ちょっと報告。後から五月蠅いと困るからね」
「・・・あっそ」
・・・うん。確実の不機嫌だよね。
私何か機嫌損ねさせるようなことしたかな?
・・・・心当たりがありすぎる。
・・・何とかなるか。
「で、どこ連れてってくれるの?」
「近くのホテルのイタリアン」
「あ、ちょうどよかった。ボンゴレ食べたい気分だったから」
「そりゃよかったな」
・・・俺様が機嫌損ねると面倒だよね。
不機嫌そうな月城と並んで歩き、ホテルまで向かった。