俺様嫌いな女王様
面倒だし、何されるかはわかりきってるけど・・・。
「行くしかない、か・・・・」
私は教室を出て裏庭へと向かった。
裏庭で待っていたのは六人の女子。
前に私を殴った奴もいる。
「来たんだからさっさと返してくれない?」
「”かも”って言ったでしょ?って言うか、返すわけないじゃん」
・・・予想通り過ぎて逆に恐いね。
「私に何の用?もう月城光夜とは喋ってないけど。芹沢那智とも」
何が気に入らないわけ?
「光夜があんたの話ばっかりするのよ」
「・・・は?」
何の事?