俺様嫌いな女王様
「光夜に遊ぼうって言っても、ヤろうって言っても、『空以外の女に興味ねぇよ』って言って相手にしてくんないのよ!!」
そんなの私関係ないじゃん!!
何!?それただの奴辺りだよね!?
「そんなの自分の魅力が足りないだけでしょ」
「その言い方と態度がムカつくのよ!!ちょっと綺麗でスタイルいいからって調子に乗らないで!!」
「褒めてくれてありがとう」
「なめてんの!?」
だって今の完璧に褒めてたでしょ。
「大体、光夜が振り向かないのが私のせいじゃないでしょ。何で私が色々言われないといけないの」
「っだから馬鹿にすんなって言ってんのよ!!」
何回も同じ手でやられるとでも?
「なっ・・・」
振り下ろされた手を止めると女の目が見開かれた。