俺様嫌いな女王様
「じゃ、私帰るね。次の撮影は三日後だから。何か用事あったら教室きてね」
「はいっ。ありがとうございます!!」
杏里と別れて家に帰った。
今日は雪と約束してた私の家での食事会。
「ただいま」
「おかえり空!!」
ドアを開けるとすぐさま抱きついてきた雪の勢いに負けて床に座り込む。
痛い・・・。
元気なのはいいけど、17なんだからもう少し考えて行動しようよ・・・。
「雪、重い」
「女の子にたいしてそれはヒドイよ!!それに私一応モデル!!」
冗談だから早く降りて欲しい。