俺様生徒の甘いくちづけ
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キーンコーンカーンコーン♪
昼休みを告げるチャイムが鳴った。
「あれっ?古賀先生そんなに急いでどこに行くんですか?」
チャイムが鳴るとすぐ席を立ったあたしに話しかけてきたのは佐野先生。
あたしと同じ年で、一緒にこの高校に赴任してきた…体育の先生だ。
ジャニーズ系の甘いマスクにおしゃべりも面白くて…すでに校内で人気者になってるカレ。
あたしにとっては同期というこで、職員室で唯一フツーに話ができる先生でもある。
「ちょっと用事があってっ!」
あたしのただならぬ慌てっぷりに佐野先生が目を丸くしてビックリしている。